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  • 執筆者の写真ERIKO

行き場の無い

今日こそは、ちゃんとしなきゃ・・・と思い

目が覚めるも、決してさわやかで良い目覚めからは、ほど遠い始まり


睡眠時間は、スマホの睡眠アプリによると7時間前後は取れているので睡眠不足では無いのだが、身体を動かさなかった日は、やはり疲れが取れていないんだろうな


今日は、歯医者さんに行く日なので、出かける理由が付いた


雨の中、どんよりした空気の中をバスに乗り出かけた


使っていない脳は歳のせいもあり、まったく働かずにいて、気がつくと20日〆の郵便物を投函してないことに気がついた。もう、とっくに20日は過ぎているわけで、取り急ぎ遅れてしまった事を先方にメールして、慌てて封筒に入れてやっとポストに入れる準備をするという酷い段取りだ


私らしくない(笑)


モードスイッチが切れると、こんなもんです、私なんて


今は、廃人モードですかね(笑)

もう、どうでも良くなってるんでね、全てのことが


悲しみのやり場が無くなってくると、こんな感じなんですね


何かに、怒りをぶつけたくなるのですが、どこにもそんな行き場はあるわけもなく・・・

こんな時に、人に会うなんて事は危険きわまりなく(爆)


悲しみの八つ当たりってやつは、避けなくては成りませんからね


ふと、タロー君の位牌と遺骨を見ながら思ったのですが


動物は、人間と違って四十九日を過ぎても、納骨せずに自分の側に置いておいても良いことになってます(人間は、駄目なのね。お墓に入れないと、成仏できないと言われてます)


タロー君の葬儀をした霊園には、ペットたちのお墓が有り、そこには沢山の遺骨が納められていました


私は始めから、家の猫達が死んでも、家に置いておくつもりだったのですが・・・


それは果たして、どなのかなと、今は思っても居ます


まだ、タロー君の事は生々しいので、今だけの気持ちかも知れませんが、タローを思い出す物全てに接する度に、私はいつまでも悲しみから抜け出せないのでは無いか

それは

果たしてどうなのか


もしかしたら、人間と同じように、遺骨とはある距離があったほうが、良いのでは無いかと思うことがあります


このままだと、いつまでもタローのことが私の中のすべてを占めている


手元に居なくなれば、もしかしたら私は、気持ちの整理が付き、諦められるんじゃ無いかと思うこともあります


本当は、ずっと側に置いておきたい

ずっとずっとね


と、書きながらも涙が止まらない


が、やはり私には出来ないだろうな〜(笑)

ドライな人は、出来るだろうけどね

私には、多分出来ないかな・・・


それをして、気持ちの整理を付けられたとしても、その先に何かがあるわけじゃ無いしね


年取った私には、この先にはある意味何も無いわけですから

このまま、終わっていっても何も問題無いわけだしね(笑)


もっと若くて、やらなくてはならない立場があって、仕事があって、期待があるのならば、それも有りなのかもしれないけれどね


そこまでして、私は私自身にも、世の中に対しても、今更何も期待してないわけでね(笑)


けれど、何故遺骨をお墓に納めるのか〜という事の意味を、今、まさに身をもって感じたりしている〜というお話なだけです


これね


仕事が来れば、直ぐに元に戻れるのね、多分。

今、自主ライブとか自主レコーディングとかじゃなくて、パブリックな依頼が来れば、あっという間に、スイッチは入れ替わる


如何せん、コロナのせいと、タイミング的にライブ活動もスケジューリングしてないのもあり、自動的に引きこもる形になってしまってるので・・・


悲しいことがあったときは、むちゃくちゃに仕事すれば良いんですよね

悲しいことを忘れてしまうほど忙しければね


何かを忘れるために、何かで埋める


今は、それが出来ないからな(笑)


もっと嫌な人間になって、悲しみを起こしたこと自体を憎むようにすると、あっという間に切り替えられるんでしょうが、私はそれをやりたくないのでね


タロー君には、毎日毎日、謝ってます(笑)

だって、呆れてると思うしね

エリツィン〜しっかりしてよ〜ってね


けどね、タロー君

時間が経てば経つほど、君を思い出すのよ


君との苦しかった最期の三ヶ月間が、目に焼き付いて離れないんだよ

どんなに忘れようとしても、思い出さないようにしても

 

君が飲んでいた薬の残りも捨てた。粉の栄養剤の残りも捨てた。口から注入していたシリンジの残りも捨てた。


君を思い出す最期の物は全部捨てたよ


けれど、駄目なんだな(笑)


君の写真を見ても平気だし、他の物は平気なのにね


記憶だけが、私の脳裏からは離れないのね


苦しくも有り、けれど、いつかは想い出に変わる君との最期の記憶


まだまだ、エリツィンは復活できずにいます



 

P.S.

ひとしきり泣き疲れると、スカッとする(笑)さっきよりも、だいぶ気持ちも落ち着いた。ガン泣きの威力はこれだな(笑)


そして、これの繰り返しだろうね

そのうちに、この状況にも慣れる


タロー君の遺骨のそばには、次々と写真が変わっていくフォトスタンドが置いてある


3匹の猫の昔の写真をまとめて入れてあり、写真立ての電源を入れると、何秒毎に絵が変わってくれる


その中にいるタローの写真を見ても、悲しくは無いし涙も出ない

これは、結構面白い現象ですね

写真は写真でしか無いんだな

目の前のね


問題はわたしの脳の中の記憶なんだな(笑)凄いっすよね、写真なんかよりも曖昧な映像だし印象でしか無い記憶の方が、生々しいなんてね


しかし

毎日毎日、過去に書いてる私の話を相方に話してたら、聞く方も大変だろうな(笑)


だから、丁度このスタイルの発散が良いんだろう(爆)

遠慮せずに気の済むまで、話が出来る

しかも、特定の人を設定してないからね


読むのも自由、読まないのも自由

一対一の場合は、うんざりされるだろうしね(笑)時間にも限りがあるから


ここは、私の命の泉だ(笑)


公開日記ほど、心が解放されるものは無いよ

ま、内緒の話は書けないけどね(^_−)−☆


写真は

うちごはんの

ケチャップライス


心安らぐ味です








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