昔、女性の友達から話がしたいと連絡があり、二人だけで話をする事になった
私は彼女の元ご主人とも友達だったので、複雑な思いで、彼女の話を聞いていた
内容は、割と悲しい告白で、涙なからに私に打ち明ける彼女を気の毒に思いながらも、全て本音のままな彼女の話を聞いてあげた
今思うと
その出来事に遭遇してしまった彼女の心の痛みが、今はその時以上によく分かる
多分
人との別れというのは、人生にはつきもので、永遠の誓いをしてもそんな風に縁が切れることは沢山ある
彼女が訴えてたいことは、縁が切れた事じゃ無いんだよね
別れが訪れた事でなく、そのやり方〜だったんだなとね
それは、巧みに仕組まれた先方の企みがあり、その手口は私がその後、元ご主人でもある古くからの友人と絶縁をするほどな、内容だった
どちらかというと、彼女よりも彼の方が私は古くからの知り合いでもあり、仕事も一緒にしてたのだが、余りのやり方に腹が立ったからだ
というか、彼ならばそんなやり方しそうだな〜と彼女とも話した
物事は、一方的なやり方では、もう一方は納得しない
物事は、お互いが納得するやり方でないと、修羅場になる
あんな風に、縁を切る時に、巧みに仕組まれた卑怯なやり方に、彼女は傷つき、絶望の幕切れとなったわけだからね
別れることは仕方がない
けれど、片方だけが一方的に解決したつもり〜な場合、取り残されたもう一方は、納得できないまま人生を過ごす事になる
そして、それは強い恨みとなり
彼女の人生その物を壊すほどのダメージとなったわけね
人の恨みや憎しみは
そこに至るまでの経過次第なのだ
その出来事は、頭の良かった彼に匠に仕組まれたように見えるけれど、結果的には1人の人間を地獄におとしめた
結果的に、彼は勝利を得たように見えるが、そのやり方は残酷な物だった
きっと
正面から、真実を伝え、裏工作などせずに彼女と相対してたらば、しばらくの彼女からの報復はあったかもしれないけれど、その期間が、彼の禊であり、その後は許される事になり、あんな形の縁切れはなかったように思う
彼女はどうしてるかな
新い幸せを掴んで
穏やかに暮らしてる事を願う
さて
今日はタロー君の診察日です
大好きな先生に会えるね、タロー君(笑)
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