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  • 執筆者の写真ERIKO

重なる

昨日は、猫のタロー君が病院から戻って、すごく具合が悪そうで、あ〜とうとう駄目なのかなと、葬儀場の手配とかをネットで泣きながら調べたりして、朝方まで心配で眠れずに側に居たら、何故か、いつも猫達は明け方になると少し活動しだし、元気が戻る よろよろの足取りでも、何故か階段は独りで上り下りできるのが、不思議で、猫チャン達のバランスの良さを、こんな時にでも感じたりする


1階に寝ている、老母に会いに行くんだね 明け方に、1階に降りて老母と一緒に過ごすのは、彼のルーティンだったからね

こんな状態になっても、その事は忘れていないんだなとね・・・


今日も、脱水症状が出てるので毎日点滴をして貰いに、病院に行く

先生は、家で私がタロー君に点滴をすること進めてくれたが、どう考えても針が苦手な私が、タローに注射針を刺して点滴注射をするなんて、貧血起きそうなくらい無理なので、毎日病院に通うことにした


そして、点滴後は若干、血圧が下がったりして猫チャン達は、少しぐったりするものらしいので、少し安心した


後、2日経つとタロー君は、満21歳になる しかも、今日は満月だ

動物たちは、満月新月の夜に天国に行くことが多いと聞いてるので、6月から今日まで、いつもその事を気にしていた


何回目かの、満月の今日だけれども、大丈夫そうだ

けれど、もうタロー君が、口を開けずに舌で水を飲むことも出来ない


シリンジで、毎日何度も、栄養剤とお水を飲ませてあげる


嚥下もかなりキビシイ状態になってしまったので、もう何時どうなっても覚悟しておかなくてはならない


タロー君は、持ち味のしぶとさで、ここまで頑張った

まさか、3ヶ月も生き延びてくれるなんて思ってなかったからね


厳しくて辛い日々が続きますが、私もタロー君も出来るだけのことをして過ごしたいなと思ってます


そのために、私は仕事を入れてない部分もあるのでね


仕事や、お金よりも、タロー君との最期の時間は私にとっては大切な事なのでね

後悔の無いように〜と思っても・・・後悔するんだろうけどね(笑)


病院の先生は、いつもタローに「タローくん優しくて大切にしてくれるお姉さんに飼われて良かったね〜」と言ってくださる 獣医さんは、分かるんでしょうね〜どの位大切に飼われてきたかね

先生からの、そのお言葉だけで、私は十分に癒やされます

これ以上の言葉は無いからね(涙)



けれど、毎晩、眠る前になるとタロー君がこの世から居なくなったときのことを考えてしまいます それは、私にとって絶望に近い物があります 20年間、共に暮らしたかけがえのない家族です 私の全てを知られてしまっている(笑)良き、パートナーですからね


その時のことを考えると、今の私には希望が見えてきません

こんな時にね(笑)

このタイミングで、身内(笑)を失うのは、辛いからね・・・


父親を送ったときも辛かったけれど、今回もね・・・

自分で自分が、少し心配でもあります


毎日「しっかりしろ自分」と言い聞かせないと、どうなってしまうか、それくらいの重い出来事が待っててます


さて


少し運動してきますね 夜空、満月を見上げながらね



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