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執筆者の写真ERIKO

心痛む

ネット上に、I'm Black man.というミュージシャン達の記事が次々と載ります


本当に涙出そうになるけれど、普段は気にしていなかった彼らの気持ちを改めて知ることになると、今回の事で、どれだけの人が傷付いたのかと思い、胸が痛みます


去年、仕事を一緒にしたNYCの売れっ子ドラマー、ジョナサン ブレイク。

彼はとても、明るくて楽しくて気さくな人だった。そして、奥様は日本人です。


お父様は、同じくジャズミュージシャンで、有名なジャズヴァイオリニストだった


その彼が、自身の顔のアップの写真と共にそんな風に書いてる…

不条理な差別を受けて生きてる事を改めて感じます


けれど


私も私達も、そんな風に思った事は一度も無い


とても、とても憧れて尊敬してきましたし、貴方達に少しでも近付きたいと、音楽をやってきた事も、本当は伝えたいけれど、今は書けない…


その立場に私はいないから

彼らの気持ちをどうやっても直接的には分からないと思われてるだろうから


どんな言葉も、彼等にはもしかしたら届かないかもしれないから


でも、心の中ではずっとずっとそう思ってます


私個人は、日本人なのに〜とか、欧米白人至上主義だとか、基本的にそんな発想をしないので、本当に心痛みます


平和で差別のない世界になって欲しいと

心から思います





P.S.


自分の心が冷えれば冷えるほど

他人への思いやりや、相手の事を察する気持ちは増すという皮肉


人間は面白いね

やはり苦労して悲しい思いをした事ない人には、この意味さえ分からないんだろうな




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