初の生streaming配信ライブ(笑)が、昨日終わりました
ステージ出る寸前まで全然意識もせずに、いつもと同じつもりだったけれど、開始!みたいになって演奏始めたら、なんか緊張が始まり、ヤバイモード(笑)に突入しそうになって、昔散々やったテレビ出演時代を思い出したりしました(笑)
ま、こんなもんでしょう
初共演の、ジャズ尺八奏者、小林鈴勘さんともお話しして同じ事を思ったのですが
ジャズは、練習のしようが無い
ジャズは即興演奏なので、事前に何も準備することが出来ない〜というか、練習と言っても指ほぐし的なことしか無くて、この曲をこれだけ練習したんだから絶対大丈夫〜とかじゃないんですよね(≧∀≦)
だから、やってみないと良いインプロビゼイションが出来るか、メンバーと良いセッションになるかはわからない訳です
どうなるか分からないからジャズなんですよね
鈴勘さんと、そんな話をしてピタッと同じ事を思ってると分かると、あ〜この方とならば今日は大丈夫だ!という気持ちになれます
そして、初めての楽器、尺八
これは、わたしはレコーディングでも使った事がなくて、勿論、尺八でポピュラーをやる事は知ってますが、実際に見ると、作りはとてもシンプルな物です
そして、フルートに近い柔らかい音色で、とても繊細な楽器
勿論音量も、そんなに大きくありません
となると
さて、リズム隊三人の役割は、わりと難しいこの日となります
尺八、鈴勘さんのデリケートなニュアンスがちゃんと聞こえるように、バッキングして行かなくてはなりません
でも、やはりリハーサル終わって本番始まると、バッチリでした
この辺は、やはり私?や、ドラムの渡嘉敷さんは、ベテランなので、緩急の事や音量のバランス、アンサンブルの一番大切なところを気にしながら進んでゆくセッションは、それはそれは楽しかったです
こういうミラクルな展開が起きた時に、あ〜やっぱりジャズセッションで良いなぁ〜って思います
カチッとフォームが出来てるPOPPIN'4の音楽スタイルも良いですが、やはり即興の醍醐味は、これら初めてのプレイヤーさんと、その日に初めて音を出し、音楽を作ってゆくというやり方は、それぞれが普段から鍛えられてないと出来ないからです
これらの事は、いくら練習しても出来ない人はできないからです
経験と音楽性と、相手とのやり取りとでまるで、何年も一緒にバンドをやってるかのように、一つの音楽を作ってゆく
すごく、不確かではあるんだけれど
上手く行ったときの楽しさと喜びは
ジャズの醍醐味と言えるんだとおまいます
が、いささか心臓には悪い(笑)
このコロナ自粛からの、ライブをやらない5ヶ月間の間は、こんな時こそ練習して曲作ってなんて思ってたけれど、何も出来なかったです
精神的に、そんな意欲や、やる気なんて起きないです、こんな時に(笑)
それくらい、人間てあまりにも時間があって余裕があって、しかも先の具体的な目標が見つけられないと、こんなにだめになってしまうのか〜って私は思いました
かの、ビートたけしさんも同じ事をおっしゃってましたからね
こんな時に小説でも書こう〜なんて思ってたのに、何にも出来ないんだよね〜人間て忙しくしててバタバ出してないと、やる気って起きないんだね〜
などど言っておられました
それを聞いた時に、少し私も自己嫌悪から抜け出せましたがね
人間がいかにメンタルで作り上げられてるか生き物なのか
精神の大切さを改めて思った訳です
音楽がやれない〜という悲しみよりも、まずは、コロナにかかりたくない、って気持ちが年寄りには一番のストレスなんでね
今日だって、外出して、いろいろな方達と会えば、もしかして感染してないかな〜なんて事がよぎりますからね
とりあえずは、本来は音楽云々の前に、伸び伸びと演奏できるような安全な環境が無いと、我々のような職業は精神的に厳しいものがあったりしますんでね
というわけで
来週もライブがあります
安全に事が進み、無事に私達も皆様も、無事に日々過ごせるように
今はそれしか無いです
写真は
生ライブ配信中の一コマ
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